概要
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歌詞
deny
deny
＜１＞
整然と作られたこの形こそが
自然なものだと偽り続けても
曖昧な感情が頷かないから
本当は何が違うのか知ってる
真っ赤な太陽に照らされた夢は
永遠の終わりを示した
純粋な眼差し失った私を
誰かが助けてくれますか
手を差し伸べてよ もう動けないよ
こんな私を切り捨ててよ
無表情にただ世界は
無慈悲な役割を見せ嘲笑っていたの
＜２＞
平然と立ち尽くすこの世界こそが
正しいことだと幾度唱えようと
頑なな感情が頷かないから
本当は何が正しいか知ってる
誰かが示してる輝ける明日は
多分もう何処にも無いのに
純粋なふりして手を振った私を
救えるものなどありますか
零れ落ちるなら もう消えてもいい
そんな甘えを切り捨ててよ
笑ってるだけの優しさなど無い
傷つけながら生きてゆけばいいの
手を差し伸べてよ もう動けないよ
こんな私を切り捨ててよ
無表情にただ世界は
無慈悲な役割を見せ嘲笑って
零れ落ちるなら もう消えてもいい
そんな甘えを切り捨ててよ
笑ってるだけの優しさなど無い
傷つけながら生きてゆけばいいの
頑なな感情が頷かないから 本当は何が正しいか知ってる
earthworm
earthworm
＜１＞
どうしてこんな場所まで
這い出してきてしまったの
青く風に揺れるつゆ草よ
激しい雨に誘われ
どこへも行けるみたいな
錯覚に騙されただけ
水面が消えてゆく真昼に
悔しそうにのたうつばかり
このまま陽炎に消されてゆく
哀れな魂を掬い上げても
帰れる場所なんて見つからない
それならこのままでいいから
＜２＞
いつかは誰が私を
食いつくすその時まで
足掻くことも既に叶わない
大地に枯れて貼りつき
どこへも行けぬ体が
晴れた空見つめ返した
太陽が焼き払う大地を
消し去ってくことさえ出来ず
このまま柔らかな皮膚の下で
潤すものも無く干からびるなら
全てを壊してはくれないのか
それなら消し去ってしまえよ
嗚呼 今日も雨あがりの道
横たわる細いその腕を
救い出すことなど出来ない
それならいっそ壊してくれ
このまま陽炎に消されてゆく
哀れな魂を掬い上げても
いつしか柔らかな皮膚の下で
潤すものも無く干からびるから
全てを壊してはくれないのか
それなら消し去ってしまえよ
激しい雨に誘われ どこへも行けるみたいな 錯覚に騙されただけ
counter++（または少女のC#）
counter++（または少女のC#）
＜１＞
私と君との間に交わす言葉は
どんな約束さえも定義はしてはいけない
もしもこの先にある限界に
捕らえられたなら
それともそうでないなら
私を見て F5キーで目覚める
綺麗な私
それともまだ動かせない
導き出せない 君だけを
＜２＞
あの日の言葉のわけに気づいていたか
きっと定義しないで放っておいていたから
もしも繰り返したい日常を
失ったのなら
それともそうでないなら
定められた不等号に届いた
counterから
こぼれ落ちる 飛び越えてく
解答を求め 歩いてた
私を見て F5キーで目覚める
走って行ける
回りだしたcounterを
増やし続けたい
定められた不等号に届いて
飛び越えたなら
答えはもうそこに見える
求められている 君だけを
私を見て F5キーで目覚める 綺麗な私
青く澄んで
青く澄んで
＜１＞
大切な物なにもかも
こぼしてきてしまったから
どうして僕だけがここで
立ち止まっているんだろう
あまりにも失いすぎて
生きていることが見えない
分かるよなんてこと言って
傷つけるのが怖くて
同じ気持ち抱えていたのに
僕らはいつもひとりで
「このままじゃ」って分かっていたのに
また少しずつこぼれてしまう
誰かの悲しみと僕の悲しみが
重なって見えなくなっていく
それでも押し寄せるこの感情が
青く青く澄んで沈んでいった
＜２＞
忘れようともしたけれど
ほんの少しの言葉で
心の中は乾いてた
涙なんかじゃ足りない
同じ気持ち抱えていたのに
僕らはいつもひとりで
「このままじゃ」って分かっていたのに
また少しずつ乾いてしまう
僕らの悲しみが君の悲しみを
いつだって癒したりはしない
それでも抱き寄せるこの感傷が
青く青く澄んで溶けてゆくように
こぼれてしまった砂に
こぼれる涙の雨に
いつかは花も咲くように
今日も涙を集める
誰かの悲しみと僕の悲しみが
かぶさってそれでも消えはしない
僕らの抱きしめる命の光が
青く青く澄んで輝いている
分かるよなんてこと言って 傷つけるのが怖くて
オニユリ
オニユリ
＜１＞
交わるふたりの感傷
その手を強く振りほどき
二度とは出会うこともない
刃を突き立てる
それはいつかの夕暮れに
落ちた陽射しが照らした
君の心の悲しみが
僕を壊してしまうから
オレンジ色に揺れる花よ
最後までその生を往く
いつかは風に落されても
種を残すのどうか
ここに生きて
＜２＞
愛するものを捨てたのは
覚悟の上じゃなかったか
誰もが通る道だよと
笑顔を振りかざす
それは抱（いだ）いた君の肩
淡く儚く震えた
手折るみたいに君のこと
僕は壊してしまうから
オレンジ色に揺れる花よ
ひとつまたひとつと落ちる
いつかは枯れて逝くものよ
そして蘇るのよ
ここに生きて
手折るみたいに君のこと 僕は壊してしまうから
さよならは言わない
さよならは言わない
＜１＞
昇る光に朝霧
揺れて夜明けを叫んでいる
穏やかなる日々 もう届かない
失われたもの 取り戻せないもの
ここで確かに
生きてるその喜び
いつか再び出会えるから
さよならは言わない
＜２＞
昼の陽射しに透けてた
白いカーテンが揺れている
出会いも別れも心を揺らす
泣きたい日もある 深呼吸をすれば
生きているから
感じるそのぬくもり
この手 その手に触れてるから
さよならは言わない
「また明日」と笑う
夕陽が差し込む
もう出会えないとしても
「またね」
もう出会えないとしても 「またね」
徒花
徒花
＜１＞
踏み入れた霧の中
打ち付けた扉を開ければ
日常は置き去りに
募らせる不安と期待
繋ぐ手を感じれば
「大丈夫、もう怖くはない」
響くのは笑い声
本当はみんな知ってる
誰が泣いた一滴（ひとしずく）か
夜の月が水面（みなも）に揺れてる
映し出す心は
躊躇いもなく眼を開いた
空に咲く徒花は
オレンジ色に焚く篝火の様に
奪われた悲しみを
透明な空へと導き続けている
＜２＞
繋ぐのは君の手を
暗闇に囚われぬように
もう誰が消え去った
「またひとり、いなくなってる」
月が満ちた夜半過ぎの
影が笑う凍えた空から
降りそそぐ孤独が
望まれぬまま叫びを請う
空に舞う徒花は
幾度となく白く降り積もる雪だ
満たされた悲しみを
解き放つ空へと誘（いざな）い続けている
空に咲く徒花は
魂を導く篝火の様に
奪われた悲しみを
透明な空へと導き続けている
空に舞う徒花は 幾度となく白く降り積もる雪だ
雨が降ってくれるなら
雨が降ってくれるなら
＜１＞
朝日を遮るカーテン
重くて冷たい空には
涙も笑顔も見えぬ
まるで無表情な悲しみが
映し出されていた
雨が降ってくれるなら
少しは楽になれるのに
心は曇り空のままだよ
悲しいはずでも泣けない
＜２＞
きらめく涙の星屑
決して落ちては来なくて
小さな小さな胸に
しまう大きすぎる悲しみが
多い尽くしていた
雨が降ってくれるなら
いつかは晴れて行くだろう
どうして曇り空のままなの
苦しいはずでも泣けない
雨が降ってくれるなら
救いを求められるのに
どうして何も変わらない
冷たい空が広がるの
生きてるこの痛みを吐かせて
泣きたいだけなの許して
雨が降ってくれるなら いつかは晴れて行くだろう
孤独の痛み
孤独の痛み
＜１＞
何がいけなかったの
誰も教えてはくれなくて
閉ざしすぎたんだろう
決してもとには戻せない
ただ幸せとか笑顔を
求めていただけなのに
もうなにもかもが痛くて
両手で耳を塞いだのに
紛れも無いその言葉は
指の間を擦り抜ける
逃げ場も無くただ必死に
涙堪えて立ち尽くした
＜２＞
罪を購うために
罰を背負っても逃げられず
間違いすぎたんだろう
決してもとには戻れない
もし「運命」という言葉が
真実ならこの「今」は
ただ引かれていた道から
こぼれて落ちて仕舞ったんだ
紛れも無くその時間を
生きた証はそこにある
もしこのままこの世界が
崩れ滅びて消え去っても
もうなにもかもが痛くて
両手で耳を塞いだのに
紛れも無いその言葉は
指の間を擦り抜ける
逃げ場も無くただ必死に
涙堪えて立ち尽くす
紛れも無くその時間を
生きた証はそこにある
もしこのままこの世界が
崩れ滅びて消え去っても
永遠に……
紛れも無いその言葉は 指の間を擦り抜ける
春の空
春の空
＜１＞
春の雨は頬を濡らす涙
虹に変えて消えてくよ
春の空に消えた雲の向こう
花は開いて
雨ににじんだ空に
描いた願いが君の手に
帰れるように
さあ 春風に乗せて送ろう
切ない想いや大切な約束の
全てを空に浮かべて祈ろう届くように
春の雪は儚く散ってゆく
風に揺れる花のようで
春の空に消えた君の心
胸に抱（いだ）いて
＜２＞
遥かな空の下で
静かに涙を流してる
君の瞳が
そう 寂しげで壊れそうだ
「悲しいときには僕がそばにいるから」
誰かがかけた言葉を信じ歩きだす
春の雨が世界きらめかせる
そんな日には戻れない
春の風に揺れる花のもとで
君に会いたい
「悲しいときには僕がそばにいるから」
ココロ
ココロ
＜１＞
見上げた空は少し曇り
太陽は弱まって
少し寂しさ誘うような
冷たさ体貫いてく
今はそっと見守るだけで
何も言えずに涙流すよ
この声が届かぬ場所に
君は、ひとり
空は願いを叶えないと
知りたくなど無かった
夢見ることの暖かさを
無くすことを恐れていた
空は青く綺麗に澄んで
吹き抜ける風爽やかだけど
ふと思う遠い未来の
どこへ、行くの？
閉ざした心触れることさえ出来ずに
探す未来がある
声も届かぬ暗闇で眠る君を
きっと月は照らす
＜２＞
目覚めた朝はまだ暗闇
砂粒のような星
いつかは手に入れたい未来
朝焼けに霞んで見えた
霧の向こう見えない道を
一人行くのは不安だけれど
一緒に見たあの日の空
忘れないで
心を照らす灯火を絶やさないで
熱く燃えよ
たとえ声も届かないと知っていても
閉ざした心触れること出来なくても
届く言葉はある
雲の向こうの太陽に思いを馳せ
今は君とここで
ふと思う遠い未来の どこへ、行くの？